投資

　「投資」と言うと、話を避けようとする人が多いような気がしますが、かといって自分の将来に不安がないかと言うと不安はあるけれど投資するのは・・・と、よく理解してないことを理由に、運用（投資）に取り組むことを躊躇している方が多いようです。

　この記事投稿前に、株式市場の過去最大の下げを記録更新した「ブラックマンデー」を見せられたら、「投資」に対しマイナスのイメージを強めた人が出るのは当然ですね。日本銀行は、マイナス・ゼロ金利を解除し、0.25％の金利上昇へと方向を転換したようです。金利は、景気動向などに反応して上げ下げするので、このまま上昇が続くとは断定はできませんが、緩やかに上昇方向に向かうのではないでしょうか。

　企業の業績も、いい方向に向いているようで、賃金もやや上昇。パートタイム従業員に大きく響く最低賃金の上昇も、労働者にとっては嬉しいニュースです。賃金が上げれば、消費者の購買意欲も高まり、積極的に出かけて、ショッピングに出費が増えていくのは間違い無いでしょう。

　ここで注意が必要なのは、金利が上がり、インフレ（物価上昇）方向になれば、現金の価値が下がる。と言う事を知っておかないといけません。同じ一万円でも、10年前の一万円で買えていたものは今いくらになったか。と言う事です。商品によっては値下がりしているものがあっても、全体的な平均の物価は上昇しています。数年後今の貨幣価値が下がる。というリスクを知るべきです。

　そのリスクを抑えるために投資で、今の資産を上手に運用し、貨幣価値の下がった分を補い、物価上昇率以上の収益を運用で増やしていければ、将来の不安を払しょくできる。それが投資です。

投資の中身や、税制優遇制度など知っておけば役に立つ情報は早く入手することが重要です。