迷走する台風10号の経過と今後の予想

現在話題になっている台風10号について取り上げてみます。

台風10号は、8月下旬に発生し、非常にゆっくりした速度で北上、8月29日に鹿児島県の薩摩川内市付近に上陸。その後も、幾分速度を上げたものの、ゆっくりした速度で北上を続けたのです。

8月30日夕方時点でも、山口県沖の瀬戸内海に中心があるようですが、当初の中心気圧は930ヘクトパスカルほどの勢力で、強風に対しての恐怖が強かったのですが、ここ長崎県では、29日午前中に自宅周辺の強風を感じましたが、夜には強風もおさまりました。

その後は、熊本県・大分県を横切り現在が瀬戸内海と言う事です。29日の段階では、鹿児島県枕崎市で最大瞬間風速51.5メートルを記録し、九州各地で強風と大雨をもたらしました。

この台風は、「迷走台風」として知られ、その動きが非常に予測しにくいと言う事で、関西地方に移動し、東海地方付近での移動は全く常識ではない動きをする可能性があると予想されているようです。

このような台風の動きになることも地球の異常気象の影響のようです。強風の恐れは低下したものの、今後の動きには十分注意し、特に台風の東側では大雨の危険が高まるため、 今後も最新の気象情報をチェックし、安全対策をしっかりと行いましょう。皆さんの安全を心から願っています。