HOME | Environment

温暖化

2021.06.01

異常気象の原因

 昭和50年代。社会人になったばかりのころは、「公害問題」という特定の地域や住民の生活環境に着目した対策が強く求められる時代でした。大気汚染や水質汚濁といった問題は、人口密集地の都市部や工場・事業所の排ガスや排水などに原因の多くが認められ、それらに対して規制が強化され、自動車の排ガスや騒音問題などにも対策が求められ、結果的に徐々に環境が改善してきたのです。
 いまだに環境基準をクリアできない地域もあるのは事実ですが、国内だけをみれば非常に劣悪な環境が残っているということは少なくなっているようです。
 
 時代が「公害対策」から、より広範囲「地球環境保全」という考え方に変わり、環境保全対策が必要であるという認識が強まってきました。
 中でも地球温暖化対策が話題になることが増え、最大の原因と言われる「二酸化炭素:CO2」排出に関して世界中が取り組みを意識しだした時期でもあります。
これが主原因の一つであるということは間違いないのでしょうが、人類の経済活動によって排出されるものと、かなりの量が自然界からも発生しているとの説もあるようです。
かといって排出抑制に取り組まなくてよいということには結び付きません。できる限りの対策を実行し、排出量を削減するように努め、個人的には自分の身の回りの細かいことであっても貢献したいと思いつつ生活しています。


エネルギー

2021.06.01

脱化石燃料

 再生可能エネルギーへの転換が推進されようとしています。石油や石炭などの化石燃料を使った発電がCO2排出の元凶と言われ、全く関係ないことですが、過去に石炭火力発電所内で勤務したことのある身としては、どこかさみしさを感じています。
 
 火力発電所は、ボイラーで高温高圧の蒸気を作り、それをタービンに送ってタービンの回転を発電機へ、巨大な電磁石を回転させて電気を起こすものです。発電効率は、ボイラー効率やタービン効率そして発電効率を計算し毎時必要な燃料を計算して切れることないように燃料をボイラーに送り込むのですが、燃焼の状態を良好に保つために必要な状態とともに、環境対策として排ガス中のNO2(二酸化窒素)を抑えるための燃焼状態を管理しているのです。
 
 さらに、発電された電気は発電所から高圧線を使って送電され、電力会社から各家庭などに送られてくるのですが、皆さんもご自身の家庭内で延長ケーブルなどが熱を持っていることに気づいたことがあるのではないでしょうか。
電気エネルギーが送電の途中で熱エネルギーに変換され送電ロスしているのです。
常識を超える送電方式ができれば、発電量そのものを今より大幅に削減できるのでは、作る効率だけでなく送る効率もアップできるといいのでしょうが。
 
 個人的にできることは、使用する家電製品を省エネタイプにするだけでも多少なりとも地球環境に貢献していると思えるのではないでしょうか。
大切なことは、電力が止まれば電気は当然で、水道供給の大本である浄水設備の運転が不可能となって水道供給もストップしてしまうということです。
無駄な使用を避け、自分にできる消費の削減ができれば電気代や水道代などの削減にもつながるのです。辛抱した分ちょっと得した気分になってみませんか。


ごみ問題

2021.06.01

ゴミ減量化

 現代では、「使い捨て」のものが多く存在します。洗浄・消毒などして再利用するより効率的ということなのですが、捨てられた時点で「ゴミ」。
特に新型ウイルス対策に必須のマスクは、使い捨ての「不織布マスク」が最適と言われています。布製やウレタン製など繰り返し使用可能な商品も多いのですが、大部分は使い捨てマスクが使用され毎日ゴミとして捨てられています。
 
 感染症対策が一番大切なこの時期この選択は間違いないことなのですが、長い目で見るとゴミとして出すだけでは近い将来、不織布マスクの原料が不足し、そのほかの部分で問題が顕在化することも考慮する必要があります。焼却され形としては残らなくても、排出ガスが温暖化を助長するのです。
 
 リサイクルというう考えも広がり、マスクは別としてペットボトルや紙のリサイクルは回収ゴミとして再利用に回されています。ただ、一部にリサイクルしないで埋め立てれたものもあると聞いた記憶もあります。あくまで不確かな情報なので真偽は不明です。
ただ、考え方としてリサイクルして再利用のするための施設を作り、原料までにするまでのエネルギーを考えれば、本当にリサイクルした方がいいかどうか疑問に感じる部分もあるのは確かです。
 
 一番は、あなたが今手にして購入しているものは本当に必要なもので、容器や包装などゴミを最低限に抑えているものかということです。
手にしたすべては、購入した後必ずゴミになります。包装はもちろん、商品そのものも買ったばかりの時は良くても、時間の経過により使用不可になったらゴミとして捨てるものなのです。食品も、食べればゴミじゃないというかもしれませんが、食べたものも消化し糞尿として排出され、汚泥として処分場に送られます。
出来るだけ、不要なものは買わない。不必要に過剰包装したものは買って持ち帰らなないようにすれば、ゴミは確実に減らせるものです。
 
 ゴミを減らすことで、毎日収集しているゴミ回収車の運転回数が何%でも減れば、燃料使用も減り、設備の稼働負荷が減少し、耐久年数が長くなることで設備の効率が上がる。全体で見れば、税金で建設し運転する費用の削減にもつながりその費用をほかの部分に充てられるようになり、自分たちの生活が豊かになる可能性があるということに気づく事が大事かと思います。
自治体も、多いから減らしましょう。だけをアナウンスするのではなく
減らすことによってどのようなメリットがあるのかを大きく知らせることも重要だと感じています。
 


食料問題

2021.06.01

食料自給

 以前、国内の食料自給率は40%程度。という数値を耳にした記憶があります。それから時間も経過しておりその数値がどうなったのか知りませんが、個人的に思うのが、国内の食料はその多くが輸入された飼料などで飼育された牛・豚・鶏などであり、農産物の殆ども人力だけで生産されたものは皆無と言っていいのではないでしょうか。
 
 今は、海外から燃料や原料(小麦・大豆など)が輸入されたものを加工して消費する分は自給率に反映されているのでしょう。
それらの輸入がストップした時の自給率はどうなるのでしょうか?考えるとゾッとしませんか?
また、私の周りにいる農業就業者も60代以下の生産者は非常に少なく、日本全体でも平均年齢は年々高齢化しているとのこと、若者が就業し豊かに生活しつつ生産できる環境ができることを願うばかりです。
 
 地球上の人口も増加しており、いずれは各国で食料の争奪戦が繰り広げられるのは必至です。そんな世界で、原材料の大部分を輸入して成立しているこの状態が続くことは難しいことだと確信します。
今から準備しても遅いかもわかりません。パンデミックが今回だけで将来別の形で起こることも考慮し、何らかの対策を今のうちから準備しておかないと。
切実に思います。


SDGs

2021.06.10

持続可能な開発目標

 持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。(外務省HPより転載) 

 
 個人レベルで何をすればいいのか?何ができるのか?そのことを真剣に考え実行に移す時期が来たことに気づく事が重要です。私たち世代は、経済効率優先で環境保全に関しては二の次との考えが強い時代を生きてきました。
 
 昭和の高度(経済)成長期、日本の多くの地域で「公害問題」が顕在化し、毎日のように大気汚染や河川のヘドロのニュースを見ていました。
その後「公害対策基本法」策定など、事業所などに排出基準を設けたことで、汚染源を封じ込めることに成功し、徐々にきれいな環境を取り戻してきました。最近では、不測の事態を除き、有害物質等が環境中に排出されたということは殆ど聞かなくなっています。
 
 また、人口爆発もこのままのペースで進めば、2050年には100億人を超えるとの予測もあるようです。
現状でさえも、食料・飲料水など人が生きるための最低限のものが手に入らない地域があるというのに、どうやってこれから増えるであろう数十億人の人々に普通の生活をさせる事が出来るのでしょうか。
地球の大きさだけで言えば、数十億人増えても空間(スペース)だけなら僅かでしょうが、その増えた分だけエネルギーも食料も水も、今以上に必要になるのは必至。それを想像しただけでもゾッとします。
 
 今日からでも少し節電や節水など、自分自身の生活を見直したいと思います。