笑顔に自信ある?
最近殆どテレビを見なくなったのですが、ジャンルとしてバラエティ番組だけは面白いと思うものだけ選択して録画し楽しんでいます。若いタレントさんで笑顔の素敵な人を見るのが大好きです。笑顔を見ているだけで、こちらも優しくなれる気がします。お気に入りの特定のタレントさんが出ている番組は、欠かさず見るようにしています。
苦い経験
若い時、そうですね。小学生の時と社会人一年生の時の二回です。今でも忘れません。私としては、相手に対して親しみを込めてニコニコと笑顔で接したつもりなのに、「何をにやにやしている!」と言われたことがあります。人生でその二回ですが、笑顔が、見る人によっては「ニヤニヤ」に見える。それは仕方のないことかもしれません。私に好感が無かったからでしょう。
ニヤニヤ
ただ、悪気があって相手をニヤニヤしながら見ていた時に言われたのであれば、こちらにも反省すべき点があると思います。しかし、もともと人を見るときにニヤニヤした目で見ることは絶対にしないと思っていたところに、そういわれた時のショックたるや計り知れないものがあります。小学生の時に、教師に言われたのは、友人数人で騒いでいた時に、叱っられたことで、笑顔でごまかそうと無理に作っていたので、それを見て言われたのだろうと思います。ですから、その時の事はさほど気にしていなかったのですが、社会人になったときの言われた時のショックは非常に大きかった。
笑顔が怖い
それ以来、私は人前で笑顔を出すことが出来なくなっています。もう老人ですから、無理にニコニコしなくともいいかなとも思います。しかし、笑顔が素敵な人にニコッとされたら相手も嬉しいですよね。できれば、他人に笑顔を出せればいいのにと思うのです。しかし、笑顔を作ろうとすると顔がこわばってしまうのが自分でわかるのです。いまさら、あの時のたった二回の言葉が、私から笑顔を奪ったのです。そう思うと悔しくもあります。しかし、それでよかったのです。私のような変人が笑顔を作っても、ニヤニヤにしか見えないなら、無理に笑うのを避けた方が周りは幸せでしょうから。
笑顔の素敵な人が周りにいてくれればそれでいい。贅沢は敵です。そんなに思える自分をほめてあげようじゃありませんか。